JAPICとは

ごあいさつ (平成30年 年頭のごあいさつ)


会長
宗岡正二

Muneoka Shoji
新日鐵住金(株)代表取締役会長

新年明けましておめでとうございます。皆さま方におかれましては、穏やかな2018年のスタートをお迎えになられたことと、心からお慶びを申し上げます。

私どもJAPICは、昨年も精力的に活動を展開し、わが国における安心と安全、産業立地競争力の強化、地域の活性化に資する社会インフラのプロジェクト等を提言してまいりました。これもひとえに、日頃から私どもの活動に熱心にご参加頂いております会員の皆さまをはじめ、関係各方面の方々の強力なご支援と、ご協力の賜物と、この場をお借りして心より感謝申し上げる次第でございます。

さて、昨年の世界経済は、欧米や中国に加え、資源国、アセアン等の回復により、比較的堅調に推移してきましたが、一方で、様々な課題を抱え、先行きの不透明感も増しております。

米国におきましては、経済は拡大を続けているものの、内向き志向を強めるトランプ政権による通商や外交の政策運営が懸念され、欧州では、英国のブレグジットやドイツの大連立の成否、更には移民・難民問題もあり、不安定な情勢が継続しております。中国では、習近平政権が過剰な生産能力や債務の解消、金融リスクの抑制、国有企業の改革等にどこまで踏み込めるか、また、朝鮮半島や中東において、地政学的なリスクが一段と高まっていることは、ご高承の通りであります。翻りまして、わが国経済は、世界経済の回復、国内における企業収益の増加、雇用環境の改善、インバウンド需要の増加等に支えられ、堅調さを増しております。

しかしながら、今後、本格化する人口減少と少子高齢化、更には地方創生といった大きな課題に直面している中にあっては、短期的な景気回復に一喜一憂することなく、今こそ、中長期的な展望に立って、社会保障と税の一体改革による財政再建、生産性の一層の向上や、地方経済の活性化を通じた持続的な成長、さらには、激甚災害に堪えうる強靭な国土づくり等、困難ではありますが、将来の土台を固める国家的な課題に取り組むことが強く期待されているところであります。

私どもJAPICと致しましても、東京オリンピック・パラリンピックが終わった後の20年後から30年後をしっかりと見据えながら、国民生活の豊かさや経済発展に確実に結びつく、将来世代のための投資でもあります社会インフラの充実に向けた検討に一段と力を尽くしてまいる考えであります。具体的には、国民生活の安全と安心を守ると共に、産業の生産性向上と、民間の技術力や資金調達力を生かした、内需拡大に資するプロジェクト等を提言してまいります。

昨年は、全国の重点プロジェクトを一斉に公表したうえ、東京、大阪、高松においてシンポジウムを開催し、地方から発信されるプロジェクト作りの気運醸成に努めてまいりました。引き続き本年も、JAPICならではの、産業界を横断する企画機能を生かしながら、各界の皆さまとの幅広い議論を行い、夢と希望の持てる、活力溢れる社会の実現に向けて尽力してまいりたいと考えております。

終わりに、皆さま方の力強いご支援とご協力を改めてお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

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