JAPICとは

ごあいさつ (平成29年 年頭のごあいさつ)


会長
宗岡正二

Muneoka Shoji
新日鐵住金(株)代表取締役会長

新年明けましておめでとうございます。

私どもJAPICは、昨年も様々な委員会活動を活発に展開し、経済の活性化に直結する、インフラ整備や地方創生に関して、具体的なプロジェクトの提言を行って参りました。これも偏に、委員会活動に積極的にご参加いただいた会員の皆様はじめ、関係各位の、強力なご支援とご協力の賜物と、この場をお借り致しまして、厚く御礼を申し上げます。

昨年の世界経済は、グローバライゼーションへの反動とも言うべき世界各地での政治・経済の両面にわたる内向き志向が顕著になり、先行きの不透明感が強まりました。トランプ次期米国大統領が主張する大規模減税やインフラ投資の景気への好影響に期待する声がある一方で、NAFTA脱退や不法移民の強制送還、TPPへの反対表明などの動きが懸念されております。欧州ではブレグジットに続き、蘭、仏、独で本年予定されている選挙も予断を許さない状況です。また、中国では、政府の相次ぐ景気刺激策が経済を下支えしているものの、鉄鋼等の過剰生産能力問題への対応や、国営企業を中心とする構造改革が待ったなしの状況です。

加えて、韓国での政治的混乱、中東での戦乱及び難民問題等々、日本を取り巻く情勢は当面予断を許さぬ状況が続くものと思われております。翻って、我が国においては、企業も国民も、先行きの不透明さからデフレマインドを払拭することが出来ず、民間設備投資も個人消費も力強さを欠きました。日銀や政府によって、追加的な金融政策や財政政策も打たれましたが、持続的な成長力を回復する迄には至っておりません。少子高齢化が進展する中、社会保障と税の一体改革による歳出抑制と税制適正化による財政健全化を進める一方、農業や労働の構造改革、さらには、生産性を妨げている岩盤規制の緩和などの構造課題への着実な対応が期待されております。

私どもJAPICと致しましては、本年も、中長期的な視点も踏まえながら、持続的な経済成長と、安全・安心な生活が出来る社会作りを目指して参りたいと考えております。短期的な景気対策としてではなく、人や物の往来を効率化し、移動時間と費用を削減することで生産性を長期的に向上させる「ストックとしての社会インフラ」の蓄積を目指して、ソフト・ハード両面に亘る、具体的なプロジェクトを提言していく考えです。

とりわけ、昨年は、中村英夫副会長のもとで、30年から40年先の、「安全で、豊かな、美しい国土づくり」を目指して、全国各地のプロジェクトを選び出し、民間活力の導入を織り込みながら、検討を行って参りました。今後、地元の経済界や、関係者の皆様と連携しながら、プロジェクトの実現を目指して参りたいと存じます。

本年も、私どもJAPICは、会員相互はもとより、政界・官界・学界の皆様との自由闊達な議論を通じて、次の世代が希望の持てる、活力溢れる社会の実現に、尽力して参りたいと存じます。引き続き、皆様方の力強いご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

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