9/13『中部地域づくり講演会~静岡県下のインフラ事情と防災対策に関する講演会~』を開催しました。
2022年9月13日(火)、標記講演会を開催しました。会場の静岡県男女共同参画センター「あざれあ」 6階大ホールでは満席の150名、オンラインでは375名の皆様にご参加いただきました。
共催の一般社団法人中部地域づくり協会廣瀬理事長による開会挨拶ののち、来賓として静岡県の川勝知事にご挨拶をいただきました。
ついで、4名の講師により県下のインフラづくり・防災対策につきご講演をいただきました。
国土交通省からは中部地方整備局総括防災調整官の丹羽俊一氏に「国土強靭化の加速と巨大地雲への対応」と題して、静岡県からは交通基盤部長の太田博文氏に「静岡県下のインフラ事情と防災対策」と題して、それぞれご講演をいただきました。
JAPIC国土・未来プロジェクト研究会からは、由比プロジェクトチームリーダーの松本伸氏(大林組常務執行役員)と豪雨災害対策ワーキング長代理の越智繁雄氏(大成建設常務執行役員)にて講演を行いました。
松本リーダーは、「東海道由比地区での強靭な国士交通軸の確保のために~大地震(津波)に備えて、東西交通の分断を回避~」と題して、国土東西物流の重要地点である静岡・由比地区における国道一号・東名高速の迂回路確保の必要性を提言しました。
越智ワーキング長代理は、「気候変動による豪雨災害へ備える~治水対策のパラダイムシフトに向けて~」と題して、災害に負けない国造りのために三つの視点でのアプローチを提言しました。
最後に、JAPIC丸川専務理事の挨拶にて閉会となりました。
JAPICでは、今後とも静岡・由比地区での交通リダンダンシー確保及び豪雨災害対策の重要性につき、提言活動を行って参ります。
なお、講師4名の講演の様子は、中部地域づくり協会のHPでご覧いただけます。
https://www.ckknet.jp/koho/kenkyu/index.html(2022年10月31日まで)