7/21 第35回「海洋資源事業化委員会」を開催しました。
2022年7月21日(木)に鉄鋼会館とWeb併用にて、「第35回海洋資源事業化委員会(委員長:高島正之 総合海洋政策本部前参与)」を開催しました。約30名の委員(来賓、オブザーバー含め約60名)にご参加頂きました。
委員会では、7月に着任された内閣府総合海洋政策推進事務局村田茂樹局長にご挨拶頂いた後、4テーマの講演をして頂きました。テーマと講師は以下の通りです。
1.「海洋鉱物資源開発に向けた最新の世界動向」
独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
金属海洋資源部 海洋資源技術課 課長 野尻 冴子様
2.「ニッケルとコバルト資源、リチウムイオン電池との関係」
ニッケル協会 東京事務所所長 竹田 賢二様
3.「電池材資源(ニッケル・コバルト)の需給について」
三菱商事RtMジャパン株式会社 代表取締役社長 圡井田 安広様
電池材事業部長 岡田 譲様
4.「エンジニアリング協会の活動について」
一般財団法人エンジニアリング協会技術部海洋開発室長 河村 光寛様
講演後の委員会では、事務局より、今後の提言活動に向けた取組について、『コバルトリッチクラストを対象とするEV用電池等のサプライチェーンの構築』の検討体制を説明しました。
最後に総括として、高島委員長より、当委員会は、内閣府や経済産業省に助言をいただきながら今後の産業化・商業化に向けた海洋資源に関する提言活動を行っていく旨、委員及び列席の関係者各位と情報共有しました。