5/18「北海道経済連合会シンポジウム『津軽海峡経済圏を創る第二青函トンネル構想』」を開催しました
2022年5月18日(水)、標記シンポジウムを開催しました。会場の函館国際ホテルでは満席の約100名、オンラインでは350名を超える皆様にご参加いただきました。
会の冒頭では、北海道経済連合会の真弓明彦会長より、「民間資金の活用策など第二青函トンネル実現に向けた検討に着手するよう、国などの関係機関に働きかけていきたい」との主催者挨拶をいただきました。
基調講演として、JAPIC国土・未来プロジェクト研究会委員である戸田建設(株) 神尾哲也常務執行役員より「JAPIC津軽海峡トンネルプロジェクト」構想として、上部を自動運転自動車、下部を貨物列車が走る二層構造のトンネル構想が説明されました。
次いで、北海道大学公共政策大学院の石井吉春客員教授より「青函物流問題と第二青函トンネル構想」として、函館・青森間における新たなトンネル実現の意義・効果などの説明がありました。
パネルディスカッションでは、北海道建設業協会の栗田悟副会長のコーディネイトのもと、石井客員教授、JAPIC津軽海峡トンネルプロジェクトチームの石﨑晶子委員(パシフィックコンサルタンツ(株)経営戦略室チーフプロジェクトマネージャー)及び津軽海峡マグロ女子会の北海道側取りまとめ役である工藤夏子氏(温泉旅館矢野 代表取締役社長兼女将)により、第二青函トンネル構想への期待や課題、実現に向けて今後行うべきことなどについて活発な議論が行われました。
最後に、JAPIC専務理事の丸川裕之にて、第二青函トンネル構想実現の機運醸成に向けた活動を関係機関との連携のうえ進めていく旨、共催者として挨拶させていただき、閉会となりました。
【動画視聴】
ダイジェスト版(約8分)
完全版(約2時間49分)
【基調講演資料】
JAPIC 津軽海峡トンネルプロジェクト
(戸田建設(株) 神尾哲也常務執行役員)
青函物流問題と第二青函トンネル構想
(北海道大学公共政策大学院 石井吉春客員教授)
【パネルディスカッション資料】
津軽海峡経済圏を創る第二青函トンネル構想パネルディスカッション資料
(パシフィックコンサルタンツ(株)経営戦略室 石﨑晶子チーフプロジェクトマネージャー)
津軽海峡マグロ女子会の取り組み
(温泉旅館矢野 工藤夏子 代表取締役社長兼女将)
【シンポジウムの様子】