8/9 第44回「森林再生事業化委員会」を開催しました。
2019年8月9日(金)に鉄鋼会館にて、第44回「森林再生事業化委員会(委員長:酒井秀夫 東京大学名誉教授)」を開催しました。約30名の委員・オブザーバーに参加頂きました。
今回の委員会では、6月11日に本郷林野庁次長(現・林野庁長官)への手交及び記者発表を皮切りに自由民主党 衆議院議員 塩谷 立氏や自由民主党 農林部会長 野村 哲郎氏との提言手交の報告を行いました。また次年度の活動について委員の皆様にご意見を頂きました。
<参考:令和元年度政策提言>
1. 次世代林業モデルの推進
① 主伐促進とその後の確実な再造林、そのための苗木供給等の体制整備
② 森林経営管理制度を活用した集約化の進展
③ 広域流通モデル連携の実現
④ 森林資源の循環利用モデルの実証(五木地域森林共同施業団地)
2. ICTを活用したサプライチェーン・マネジメントの構築
① 施業団地を利用した安定供給システムの構築
② 森林基盤情報整備
③ IoTによる高性能林業機械の効率運用と川上~川下の情報連携
3. 林業人材の育成・確保
① 生産性向上と環境整備の一環としての労働災害 "ゼロ化" に向けて
② 林業での幅広い人材起用への環境整備
4. 国産材利用の拡大
① 建築分野における新たな木材利用の推進
② 大阪万博(EXPO2025)での木材の積極活用
5. 木質バイオマス利用
① 木質バイオマス燃焼灰の利用促進
② 木質燃料の品質管理と評価基準の普及
③ 木質燃料材の供給における持続性の確保
④ 地域熱利用の普及促進