10/12 第8回「林業復活・地域創生を推進する国民会議」を開催しました。

2022年10月12日(水)、第8回「林業復活・地域創生を推進する国民会議(会長:三村明夫 日本商工会議所会頭)」以下 「国民会議」)を、都市センターホテル コスモスホール(オンライン併用)にて開催しました。会場およびオンラインにて、合計500名を超える皆様にご参加を頂きました。

 

主催者を代表して、三村明夫会長からは「国産材が暮らしの中で一段と身近なものとなり、国民に広がっていくことを強く期待するとともに、国産材の活用に向けた国民への啓発活動を一層推進していきたい」と挨拶があり、続いて、共催者である(公社)国土緑化推進機構 濱田純一理事長からは「技術分野の進展に加え、ウッドショックを契機に国産材需要は拡大しており、また企業の健康経営の観点からも森林サービス業の注目が高まっている」とのご挨拶を頂きました。
当日は、野村哲郎農林水産大臣、江藤拓自由民主党総合農林政策調査会長にご来賓として参加をいただきました。野村大臣からは「農林水産省では、森林・林業基本計画に基づき、「新しい林業」の展開、木材産業の競争力の強化などに取り組んでおり、経済界・産業界との一層の連携のもと、林業の復活による地域経済の活性化を図ってまいりたい」とのご挨拶を、また江藤会長からは「山を守り地域を再興させていくには、経済界と国民の皆様が一丸となって山に対する理解を深め合うことが、これからますます求められる。国民の生活・安心安全を守る観点からも林業政策を展開していきたい」とのご挨拶を頂きました。
また、当国民会議副会長である濵田省司高知県知事からは、「高知県は日本一の林業県(森林面積84%)として林業振興に取り組んできたが、さらに高知県脱炭素社会推進アクションプランを制定し、非住宅建築物への木材利用の一層の拡大をはかるべく、皆様との更なる連携をすすめたい」との挨拶がありました。

 

会議の中では、織田央林野庁長官より「森林・林業・木材産業の「グリーン成長」に向けて」と題して、森林・林業基本計画の内容、具体的な施策の進捗状況等についいて基調講演を頂きました。
続いて、NPO法人team Timberize安井昇理事長より、「都市に「木の建築」と「木の空間」をつくる」と題して、都市の木造化・木質化をテーマにご講演をいただき、最後に林業復活・地域創生推進ワーキンググループの鍋山徹主査((一財)日本経済研究所 専務理事)より、今までのワーキンググループ活動の振り返りと、この1年間の活動内容報告がございました。

 

閉会にあたって、事務局より今回の国民会議をもって三村明夫会長、矢野龍副会長(住友林業㈱最高顧問)、前田直登副会長((一社)日本林業協会前会長)が退任され、宮下正裕副会長(㈱竹中工務店特別顧問)が新たに会長に、島田泰助(一社)日本林業協会会長が副会長に就任する旨の発表があり、皆様よりご退任・ご就任のご挨拶がございました。
司会は、2022ミス日本みどりの女神の成田愛純さんに務めて頂きました。


以上

 

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