当委員会は、我が国経済がアジアと一体化を進め、アジアの需要を取り込むことの重要性が増していることを踏まえ、東京の集積を我が国経済の活性化に最大限活かす方策を検討するため、平成24年(2012)に設立しました。
活動方針
平成24年(2012)5月に第1回委員会を開催し、第一弾のテーマとして「アジアプロジェクトセンターTOKYO立地構想」を掲げました。
「アジアプロジェクトセンターTOKYO立地構想」とは、東京の集積を活かして官民連携体制を強化し、それにより、我が国で課題となっている総合プロジェクトマネジメント力を強化するとともに、資金力、技術力等の強みを最大限活用することで、今後アジアにおいて増加が見込まれる水道、エネルギー、運輸、産業拠点、都市開発等のプロジェクト投資需要を一層取り込み、相手国のニーズに即したプロジェクトを輸出することを目指すものです。
主な取り組みテーマ
- アジア都市投資ファンド
- アジアプロジェクトセンターTOKYO立地構想
- 先端医療
活動実績
委員会
平成24年(2012)設立以来、7回の委員会を開催。
提言・提案等
第1回委員会における議論を踏まえ、プロジェクト輸出のうち「都市開発分野」について、我が国の「都市化の経験」の中で蓄積されたノウハウを活用するとともに、プロジェクト輸出のファイナンスを円滑にすることが重要であることから、 政府資金等を原資として「アジア都市投資ファンド(=株式会社都市革新機構(仮称))」を創設し、都市開発分野における官民連携体制の中核とすることを政策提言しました。
提言内容は、平成24年(2012)7月31日閣議決定の「日本再生戦略」において「アジア新興国等における都市開発プロジェクトの推進方策の構築」として掲載されました。